ブラック企業で働いていた管理人が綴るハチャメチャライフ。

我が輩、ブラック企業卒!

【ブラック企業について】

売上№1は絶対的に正しいのか。

投稿日:2013年4月19日 更新日:

「売上№1は絶対的な存在」

規模は小さいがバリバリの営業会社で働いていた僕が身をもって味わった教訓である。

僕より2歳年上の取締役本部長はある売上コンテストで日本№1に輝くほど優秀な人間であった。彼の気分次第で社内の雰囲気は明るくもなるし暗くもなる。奥さんはいるが、女好きで浮気を重ねていた。しかし誰も注意できない。遅刻しても彼だけは許される。彼は絶対的な存在だった。

逆に売上を上げられない人間はお荷物扱いをされた。3カ月も経って、ロクに売上を上げられないヤツは会社に居づらくなって消えていくように辞めていった。

四の五の言わず、売上を上げろ。できなければ去れ。そんな厳しいルールの中で6年間僕も生きてきた。多分、これは規模の大きな会社でも変わらないと思う。

短期的な業績を気にするがあまり売上に貢献できる人間しか評価しない。

けれど、いつしか僕はそのルールに疲れてしまった。確かに売上を上げることができる人間は一番目立つし、大変だし注目される存在であることに異議はない。

けれども売上を上げられないヤツにだって会社に対して貢献している部分はあるし蔑ろにしてはいけないのだ。

社内の雰囲気を明るくする人間、場をほんわりと和ませる人間、常勝ムードを盛り立てるお祭り野郎、ピシッとケジメをもたらすお局さん、日々沢山な雑務に追われる総務など色々な人間がいて、会社というものは成り立っている。

少なくとも、僕が運営させてもらった店舗はそうだった。

何が言いたいかって、売上を上げることが一番認められるには手っ取り早い。そして男として生まれたからにはそこから逃げてはいかんとも思う。

けれど人間は必ず生まれつき持っている性格や人柄というものがあって、売上№1を目指すよりも上記の人たちのように会社に何らかの形で貢献して、存在を必要とされる、そういうポジションの方が合っている人たちって多いと思う。

そんな人に「売上!売上を上げろ!」としつこく言っても心に響くことはないし、ヤル気を引き出すこともできない。

売上に固執するがあまり最前線の人しか評価されないと後ろで泥をかぶってフォローに回っている人たちは全く持って楽しくないよね。むしろ不愉快でしょ(;´Д`)

売るのが本当に好きという人間がいることが営業マンをしてみてわかったけれど僕という人間は自分がいいと心底思ったものしか勧めたくないという考えの持ち主であることがわかりました。

もちろん、自分がいいと思っていなくとも、相手にはいいと思ってもらえることがあるのは事実だけど永く商売をやっていくからには、やっぱり自分がいいと思うものを扱った方が売ってて幸せだと思う。そう考えると夜中22時くらいに携帯に投資用不動産の電話をかけてくる、あのお兄ちゃん、お姉ちゃんは本当に投資用不動産をいいと思っているのだろうか?

思っているならば、少しは俺の心にも響いてくると思うんだけどなんかおっかなびっくり、嫌だなぁなんて思いながら電話をかけてきているんだと思うんだよね。

売上にこだわる姿勢は持っておかないといけないけど自分の信条を壊してまで固執するものではない。というか、売るなら信条(ポリシー)をもって売ってほしい。

役に立たないものを法外な価格で売っていたり、モラルに反して売込を行うような会社であれば勇気を出して辞めちゃえよ。

生きていくためには仕方ない…なんて騙してでも売ろうなんてこと考えてたら、あなたの人生、腐っていっちゃうぜ。

-【ブラック企業について】

Copyright© 我が輩、ブラック企業卒! , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.